ゲーム禁止の是非

教育情報

 こんにちは!てつまる先生です!今回は、ゲームをしている子どもに対して、ゲームを禁止すべきかどうか、についてです。お子様がゲームばかりしていて、ゲーム依存症になってしまうんじゃないか、視力が悪くなったり、暴力的な言葉を使うようになるのではないか。様々な悪影響を想像して心配する保護者様もいると思いますので、私自身の経験も踏まえて記事にしてみました!あくまで個人的な意見というのを前提にご覧ください。

ゲームは悪なのか

 ゲームとは悪なのでしょうか。子どもがゲームばっかりしている、そのせいで勉強がおろそかになってしまったという意見は典型的なゲーム悪を唱えている人の意見のように思いますが、では部活動ならいいのでしょうか。部活動をしている時間もゲームをしている時間も同じように勉強時間を削っているように思いますが、じゃあなぜ部活動が学習を阻害している、という意見はあまり聞かないのでしょうか。おそらく、自分がゲームによって他人と協力したり、達成感を感じたりといったゲームのプラス面を知らない人たちがゲームの悪い面ばかりを注視し、運動は良いものでゲームは悪いもの、という先入観が世を支配しているんだと思います。

 ゲームのメリット、デメリットの両面を考えず、一方的に悪い面のみを見て断罪するのは非常にナンセンスです。それでは、ゲームは子どもにどのような影響を及ぼすか考えていきましょう。

ゲームによって考えられる悪影響

 以下、ネットでよく挙げられるゲームによる悪影響の例です。

  • 視力が低下する
  • 子どもが勉強しなくなった
  • 子どもがゲーム以外何もしなくなった
  • 子どもがこっそり課金している
  • 想像力が失われる
  • 暴力的な人格になった
  • 脳が退化している気がする
  • 親子の会話が減った
  • ゲーム依存症になってしまう
  • オンラインでするゲームではトラブルに巻き込まれるかもしれない

 他にも様々な悪影響が考えられますが、ひとまずはこのくらいといったところでしょうか。確かにゲームばかりしている子どもを見ると、ゲーム依存症になってしまい、宿題や勉強がおろそかになったり、ゲームによって昼夜が逆転してしまい学校に行けなくなったりするのではないか、と心配になりますよね。近年では、昔のような買うときにお金を出して終わりのゲームではなく、ゲーム内で課金するものも増えており、子が勝手に大金を課金しているのを親が請求書で把握するという話もよく聞きます。世に出回っているゲームの悪影響の話を聞くと、子どもにゲームを禁止するのも気持ちはわかります。

ゲームのメリット

 一方で、ゲームのメリットとはどういったものがあるのでしょうか。以下、ネットでよく見る意見を並べてみます。

  • 友達がたくさんできた
  • 先を読む能力が高まった
  • 集中力が高まった
  • 英語力が身についた
  • 歴史や地理に詳しくなった
  • 家族団らんのコミュニケーションツールとして活用
  • いじめで引きこもりになったときに唯一の救いになった
  • オンラインゲームで出会った仲間から勇気をもらい引きこもりから再出発できた

 なるほど確かに、ゲームが友達と話すきっかけになったという経験は私にもありますし、それは大人になってもあのころやってたゲームの話で盛り上がることもあります。桃鉄でその地域の名産を覚えましたし、三国無双で三国志に興味を持って横山光輝著の「三国志」を全巻読みました。友達と放課後集まってモンスターハンターをする約束をして、手ごわいモンスターを協力して倒して素材を集めて強い武器を作ったりしました。マインクラフトで街を作るんだと自分で目標を立てて、時間をかけて街を作りました。RPGではどうすれば先に進めるか考え、街で聞き込みをしたり、フィールドを探索したりして困難を乗り越えていき、ラスボスを倒した時は達成感がありました。ゲームはマイナス面が頻繁に取りざたされますが、ゲームのおかげで得ることができたものもある、ということを忘れてはいけません。

ゲームを禁止するとどうなるか

 例えばこのような話があります。幼少期に、炭酸ジュースやアイスを禁止されていた子どもが大人になってコンビニにいくときは必ず炭酸ジュースやアイスを買うようになった、と。おそらくその人の親は炭酸を飲むと骨が溶ける、アイスは体に良くない、といった考えで自分の子どもに健康でいてほしいからそのような禁止を課したんだと思うんです。しかし、子に健康でいてほしいという思いから禁止したものが、その子にとっては憧れや欲望を募らせるもの、つまり「過度な欲求」に変わって親元を離れたときにその欲求を爆発させてしまい、毎度のごとく炭酸ジュースやアイスを買ってしまうことになったという例です。我慢や抑圧が長年続くと、いざ自由になったときそれまで蓄積されていた欲望に歯止めが利かなくなるのですね。

 これってゲームにも同じことが言えると思いませんか?必ずしもそうとは言いません。現に、ゲームを禁止されて育ち、本を読むことを良しとされる家庭で育った知人はそのまま大人になってもゲームに興味がなく、本をずっと読んででいます。しかし、ゲーム禁止で育ち親元を離れた途端ゲームにのめりこみ、大学で留年し続けている大学生も知っています。炭酸ジュースもアイスもゲームも、子どもにとって憧れの対象となりえることになんの疑いもないでしょう。

 また、ゲームを禁止することによりゲーム=過度な欲求になってしまった時、友達の持っているゲームに固執するようになるかもしれません。禁止したはずのゲームをこっそり布団の中でするようになり、問い詰めると「ゲームなんてしてない」と噓をつく子に育つ可能性もあります。ゲーム禁止は手っ取り早い解決法のように思えますが、その先の人格形成に及ぼす影響も考えなくてはなりません。

 そもそも「ゲームを禁止」という決め事は、子どもにとっていわば親の権力を行使した「不平等条約」なわけです。親はスマホとかラインとかの使用を制限されているわけでもないのになぜ僕、私にそんな不平等条約を結んでくるのか、そんな風に思って反発を招いて暴力的な発言をしてしまったりして親子関係が悪くなっていく。子どもがこっそりゲームを取り出してそれがバレて怒ってという悪循環が生まれてしまいます。

 上記のように、ゲームを禁止する行為が、その子にとってゲームが「過度な欲求」になったり、人格形成に影響があったり、親子関係が悪くなるリスクがあるということを、私たち大人は認識しておかなければなりません。

ゲームとの向き合い方

 では、ゲームに対して親はどのように向き合っていけば良いのでしょうか。上記にも書いた通り、ゲームを禁止する、という行為は非常にリスクを伴います。かといって野放しにしておくと、宿題がおろそかになったり、ゲームにのめりこみすぎてしまって親が怒って家庭環境が悪くなったりする可能性も出てきます。

子どもは欲望をコントロールするのが難しい

 子どもは自分のしたいことを自分で抑制するということが難しい生き物です。大人でさえ、欲しいものがあれば思わず買っちゃうということもあるのですから、子どもの場合はなおさらです。子どもがゲームと出会ってゲームの面白さに触れて、ゲームをずーっとやってしまうというのはいたって自然な事だと思います。

 「やるべきことをやってから自分の好きな事をする」という習慣は大人になっても大切な事です。宿題をやらずにゲームをやってしまってその習慣が身についてしまうといけません。子どもが「やるべきことをやってから自分の好きな事をする」という習慣が身につくまでは、大人の介入が必要なのかもしれません。

親と子どもそれぞれが納得できるルールを作る

 ゲームを規制するにあたっては、お互いが納得しなければ意味がありません。いきなり規制となると返って反発を招く結果になって悪循環を招くということは繰り返し書いていますが、良い解決方法とは言えません。子どもに対して「何が問題なのか」「どうしたらその問題が解決するか」「問題を解決するために、それぞれ何ができるか」を親子一緒に話し合うことが大切なのではないでしょうか。例えば、ゲームをしていて宿題ができなかったのが3回続いた。だから、「ゲームは1日1時間まで」というルールを作る。なぜならやるべきことをやっていないから。1~2回注意して改善がみられる子であればそのようなルールを作る必要もないと思いますが、そうでないからあなたが宿題をやった上でゲームができるようになるまで制限する。これならお互いが納得できるようになるのではないでしょうか。これはあくまで1例にすぎず、家庭に合ったルールが見つけられれば1番いい気がします。

オンラインゲームについて

 ゲームをする上での環境は変わってきています。私が子どものころ遊んでいたFFやドラクエ、ゼルダの伝説などのRPGや、スマブラやパワプロなどの対戦ゲームは大体オフラインで友達と家で遊ぶためのゲームでした。それが近年はネットの普及が進み、オンラインで知らない人とプレイするという環境に今の子どもたちはいるわけです。オンラインゲームのみならずインターネットに潜む危険性というものは、後日まとめようと思いますが、危険が多く、子どもたちを取り巻くゲームの環境は親が見ておく必要があると感じます。

 ペアレンタルコントロールという保護者が子どもの情報機器の使用やコンテンツの視聴の一部を制限するための機能やサービスがありますが、年齢制限のあるゲームであったり、こどもがどのくらいゲームをやっているかをチェックするアプリもあります。それらを駆使して管理するのも必要です。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。ゲームのメリット、デメリットを理解して、一方的に禁止するのではなく子どもと話しあってゲームのやりすぎを改善していく。必要であれば規制する。どのように規制するかは家庭によって形が違ってくるとは思いますが、相談したいという保護者様がいらっしゃれば、お問い合わせフォームか、

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上記になんでもご連絡ください。

 あくまでこの記事は私の主観ですので、ご参考程度にお願いします。

 abemaTVで香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」に関する議論が行われていました!こちらも興味があればぜひご覧ください!

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