勉強と食事の関係性

学習法

軽視できない!勉強と食事の関係性

受験や定期テストの勉強において夜食を食べていたという経験がある方も多くいると思います。集中して勉強すると意外とお腹が減りますし、何より「腹が減っては戦はできぬ」との言葉がある通り、勉強する前に必ず食事を摂るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、それらは悪いことではありません。
ですが、栄養バランスに気を配らないと、かえって勉強に悪影響を及ぼすことになります。なぜなら、脳のはたらきと食事は非常に密接な関係にあるからです。
集中して勉強するために、気を付けるべき食事のポイントを紹介したいと思います。

お勧めの炭水化物

集中力や眠気と大きく関係するのが血糖値です。
血糖値が下がると脳を動かすためのエネルギーが不足してしまい、集中力が下がったり、イライラする原因となってしまいます。
では「とにかく血糖値を上げよう!」というのも、正しいとは言えません。
血糖値が急激に上昇すると、インスリンを分泌させて血糖値を急激に下げるため、結局集中力が下がったり、イライラしたり、眠気が増してしまうのです。

「脳にエネルギーを供給しつつ、デメリットは防ぎたい」という場合は、血糖値はじわじわ緩やかに上げるべきです。そうすればデメリットを防げるだけでなく、ゆっくりエネルギーを使い終えることができます。

血糖値はブドウ糖を摂ることで上げることができます。
中でも

①茶色い炭水化物(お蕎麦や、玄米)
②白い炭水化物(白米・うどん・食パン)+食物繊維(野菜やキノコ)

茶色い炭水化物は血糖値を安定供給してくれますが、消化が少し悪いというデメリットがあります。胃腸が弱い方は、白い炭水化物を摂る際に必ず食物繊維を摂るようにすれば、血糖値の上昇、下降が緩やかになります。

エネルギー変換にはビタミンB1

炭水化物をエネルギーに変換するためには、ビタミンB1が重要になります。
ビタミンB1が豊富に含まれているのは豚肉です。もちろん鶏肉や牛肉、魚肉も多く含まれます。また豆腐などの豆類にも豊富に含まれています。

脳の働きには鉄分も重要

鉄分が不足していると、脳に酸素がいきわたらず、脳が酸欠状態になってしまう恐れもあります。
鉄分不足を補う食品は、レバーや赤身の肉、赤身の魚、青菜や海藻などが非常に鉄分が豊富です。
また缶詰などで手軽に購入できるあさりなどもお勧めです。

カフェインに注意

眠気覚ましに定番のカフェインは最近の研究では集中力を高めてくれる効果があると言われています。
しかしカフェインを多く摂ると、体からカフェインが抜けるときに、気分の落ち込みや頭痛などの症状が現れることがあります。また依存状態になることで、睡眠障害を引き起こしてしまうリスクもあります。
カフェインの接種の目安として、体重1㎏あたり、3㎎までと言われています。

これはあくまでも成人の場合で、未成年のお子様の場合はより一層の注意が必要でしょう。

規則正しい生活スタイルが一番

ここまでのお話で、夜食をイメージされた方が多いと思いますが、長い目で見ると「夜食を食べて、深夜2時3時まで勉強する」というのは効果的ではありません。
もちろん、気分が乗って気づいたら深夜になっていたというのは悪いことではありませんが、「テストは日中に行われる」「脳が集中できるタイミング」などの理由から、夜はしっかり睡眠を取ることが重要です。

そして同様に、朝食を抜いてしまったり、栄養バランスを考えず暴飲暴食してしまうのはお子様の学習効果に悪影響をもたらします。

長期戦となる受験勉強に向けて、規則正しい生活を心掛けましょう。

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